院長あいさつ

デイケア西部リハビリテーション内科

脳卒中の治療は予防に勝るものはなし

私は、これまで済生会熊本病院、熊本赤十字病院、地域医療センターなどで、脳神経外科専門医として主に救急医療に携わってきました。その経験を生かし、脳神経外科を中心とした総合的な医療機関として、平成13年7月に開業したのが西部脳神経外科内科です。

近年の医学の進歩はめざましく、脳神経外科においても手術により一命をとりとめる例も増加しました。しかし脳卒中(脳出血、脳梗塞など)の程度が重症な場合は救命は困難であり、社会復帰の可能性も低いこともまた事実です。すなわち「脳卒中はなってからでは遅い!」「脳卒中の治療は予防に勝るものなし!」と考えています。ですから、脳卒中の原因となる危険因子の早期発見と早期治療が最も重要です。また、脳卒中の予防は全身の健康を管理することであり、当院では最新の医療機器を備え、脳疾患のみならず循環器、呼吸器、消化器といった全身の疾患の治療も行っています。

日常の健康管理から脳疾患の治療、あるいは近年問題になっている認知症の対策まで、幅広い医療活動を通し、「脳卒中にならない、させない医療」を心がけ、地域の皆様に信頼される医療機関を目指しています。



脳卒中予防の為の運動療法と食事療法


かつて私も90kgをこえる肥満体の時期がありました。自分自身の不健康を反省し、スイム、自転車、ジョギングを少しずつ行い、トライアスロンの大会に出場するまでになりました。

外来受診の皆様にも運動療法の楽しさやコツ、ポイントなどをお伝えしています。また同時に管理栄養士による食事療法についての解説やアドバイスも個別に行っております。

糖尿病や高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病、肝臓病など多くの疾患について、「何をどう食べ、控えるのか」について、お気軽にご相談ください。


日本脳神経外科学会認定専門医 院長 池田 順一

日本脳神経外科学会認定専門医 院長 池田 順一


山鹿市出身、昭和29年11月生まれ。
昭和57年熊本大学医学部卒業後、熊大医学部脳神経外科入局。
これまで済生会熊本病院、熊本赤十字病院、地域医療センターに勤務。地域医療センターでは脳神経外科部長を務めた。
平成13年7月に西部脳神経外科内科を開業。平成18年9月にデイケア西部リハビリテーションを開設。

日本脳神経外科専門医
臨床内科認定医
日本医師会認定健康スポーツ医
熊本県糖尿病対策推進会議連携医
熊本市慢性腎臓病対策推進病診連携医

 

 

 

副院長あいさつ


2025年4月から副院長に就任させていただいております。済生会熊本病院で初期研修を修了し、その後熊本大学脳神経内科医局に入局し、医局員として10年間研修して参りました。熊本大学病院ではパーキンソン病や多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症といった神経難病診療に従事しました。済生会熊本病院では主に脳梗塞やてんかん、髄膜炎・脳炎、めまいなど神経救急疾患を数多く経験させていただきました。地域の中核病院である国保水俣市立総合医療センターでは、頭痛や認知症、末梢神経障害から脳卒中診療まで神経疾患のCommon diseaseの診療に携わることが出来ました。
脳卒中診療を通して、予防医療の重要性を地域の皆様にお伝えしてきた父の姿を見て、自分もその使命を担いたいと考えております。地域の皆様の様々なお困りごとを聞かせていただき、必要に応じて専門医療機関との病診連携、他科領域を専門にされている診療所・クリニックとの診診連携をさらに発展させて参ります。


日本脳神経外科学会認定専門医 副院長 池田 知聡

日本神経学会神経内科専門医 副院長 池田 知聡


大学卒業後経歴
2015年3月 長崎大学医学部医学科卒業
2015年4月 済生会熊本病院 初期研修プログラム開始
2017年3月 済生会熊本病院 初期研修プログラム修了
2017年4月 熊本大学脳神経内科 入局、熊本大学病院 脳神経内科 医員
2018年4月 済生会熊本病院 脳卒中センター 脳神経内科 医員
2020年7月 国保水俣市立総合医療センター 脳神経内科 副医長
2022年1月 国保水俣市立総合医療センター 脳神経内科 医長
2023年4月 済生会熊本病院 脳卒中センター 脳神経内科 主任医員
2025年4月 西部脳神経外科内科 副院長

専門分野:脳神経内科
認定資格:日本神経学会神経内科専門医、日本内科学会認定内科医

 

 

 

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